快適な洗面空間の提案 Vol.1

2022年11月5日 |

リビングやキッチンを広くしたい場合、洗面台は洗濯機と並列する「洗面脱衣室」としてのプランになりがちです。

しかし、ライフスタイルの変化や共働き家庭が増えたことにより、洗面空間のご提案も多様化しています。

使いやすいだけでなく、帰宅後すぐに手を洗いたい、来客に見られても抵抗がない、家事動線が便利など、洗面空間に求める条件はお客様によってさまざまです。

今回はマイホームロボの中から、開発チーム選りすぐりの8プランをご紹介します!


コロナ禍をきっかけに注目の集まった、玄関に洗面台のある間取りです。玄関にセカンド洗面台があることで、帰宅後すぐに手を洗えるようになります。

また、小さなお子さんがいるご家庭では、外出間際や帰宅直後に慌ててトイレに駆け込むことも少なくありません。子どもたちにとっても使いやすい間取りと言えます。

こちらの間取りは脱衣所にメインの洗面台がありますので、入浴後の身支度は脱衣所で行うことができます。

トイレから出ると洗面台ですぐに手を洗える間取りです。

昨今タンクレストイレが人気ですが、タンクレストイレはトイレ内に手洗いカウンターを設置するのが基本です。

しかし、トイレの面積が狭い場合や引き戸である場合は、トイレカウンターの設置が難しいケースもあります。そのような場合には、こちらの間取りのようにトイレを出てすぐの場所に洗面台を置くことで使い勝手が上がります。

さらにこちらの間取りは、脱衣所・収納・サンルームへとつながり、洗濯にも便利な間取りとなっています。洗面台が脱衣所に無いことで、スペースを有効に活用できて使いやすさもUPしています。

広い玄関を入ると、左手にコート用のクローゼット。右手にはシューズインクローゼットがあり、靴を仕舞うとすぐ正面に洗面台があります。帰宅後の流れるような動線が魅力のプランです。

こちらの間取りにも脱衣所近くにメインの洗面台があり、身支度はメイン洗面台で行えるようになっています。

脱衣室と洗面室を分ける一番のメリットは、家族が入浴中でも気兼ねなく洗面台を使えることにあります。

お客様が宿泊の際や、お子様が思春期に入ったときなどに、その便利さを実感できるでしょう。お客様に洗濯物を見られない点もメリットです。

また、洗面室として独立させることで生活感を抑えられ、ドレッサー感覚で使えることも女性にとっては嬉しいポイントとなるでしょう。

キッチン・パントリー・洗面室・脱衣室・浴室まで一直線の動線が魅力のプラン。

忙しい時間帯に引き戸を開放しておけば、料理と洗濯の同時進行にも便利な間取りです。
洗面室が広いので、アイロン台や室内物干しの設置も可能。家事室のように使うこともできます。脱衣室には収納庫があるのでタオルやパジャマの収納にも便利です。

回遊型の家事動線をつくるには広さが必要ですが、間取りを工夫すれば省スペースな家事ラク動線をつくれるのです。

ゆったりとした空間に、広々とした洗面カウンター。入浴後にホームエステをする場所としても使える、パウダールーム仕様の洗面室

クローゼットが隣接しているので、朝でも余裕を持って身支度を整えられそうです。
またこちらのプランは、2階にも洗面台があります。2階のトイレを広くつくり、洗面台を併設しました。

セカンド洗面台というと、玄関と考えてしまいがちですが、2階にあれば寝室の加湿器の水を入れたり、除湿機の水を捨てたりといったことがしやすくなります。
他にも絵画や書道など、水を使う趣味があるお客様に重宝されるプラントなっています。

キッチン・脱衣室・洗面室・ダイニングを回遊できるのが魅力の間取りです。

家事が朝と夜に集中する共働き家庭にとって、料理と洗濯の同時進行は欠かせない条件です。

広い洗面カウンターは女性にとって嬉しいだけでなく、子どもの歯磨きやお世話の面でも役立ちます。

玄関を入ってすぐに大きな洗面台のある間取り。

来客の多いご家庭におすすめのプランです。人目につきやすいので、洗面台はデザイン性にもこだわって、魅せる洗面台にしています

トイレとも距離が近く、来客された方がお化粧直しをするのにも便利です。


洗面空間はライフスタイルの多様化に伴い、お客様によってニーズがさまざまです。

洗面室をリラクゼーションの場として捉えたり、インテリアの美しさにこだわったり、暮らしの「質」を向上させる目的のお客様もいらっしゃいます。

その一方、子育て世代や共働き家庭では、徹底的に家事がラクになることを中心に間取りを決める傾向にあります。

ヒアリングからお客様が本当に望んでいることを引き出し、理想の洗面空間をご提案しましょう!

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