生活を便利に!適材適所に設けるクローゼットの提案 Vol.1

2023年1月16日 |

家の中にあればあるほど便利なクローゼット。
クローゼットは洋服を仕舞うばかりではなく、靴・本・食品・日用品など、さまざまな物を収納します。

どこにクローゼットがあれば便利かは、お施主様のライフスタイルによって変わるので、ご希望をヒアリングすることが大切です。

またクローゼットの配置場所は、生活動線・家事動線も加味して考える必要があります。

「設置場所」と「動線」を考慮することが、便利なクローゼットを提案するポイントです。
今回はマイホームロボの中から、開発チーム選りすぐりの8プランをご紹介します!


キッチンを中心に、主寝室・ウォークスルークローゼット・洗濯脱衣室・LDK・和室がぐるりと回遊できるようになっている間取り。

ドラム式洗濯乾燥機で乾燥まで終わらせてしまえば、最短の洗濯動線が実現します。入浴の際にクローゼットから着替えを取り出しやすい点も便利ですね。

キッチンにはウォークインパントリー、リビングには小さいながらもリビング専用収納があり、適材適所に収納がある便利さを実感できる間取りです。

リビングの延長としてある3帖の畳スペース。畳があると赤ちゃんのオムツ替え、小さなお子さんの遊び場やお昼寝場所として便利に使えますね。

リビング収納を設置できなかった場合でも、このように隣接するスペースに収納があると重宝します

畳スペースに収納があると、お子さんのおもちゃや家族で遊ぶボードゲームなどをスッキリ片付けられ、リビングが散らかりません。

またこの間取りでは、階段下のデッドスペースを有効活用した点もポイントです。

主寝室のクローゼットと、主寝室のすぐ隣にもうひとつクローゼットのある間取りです。

2つのクローゼットが並んでいることで、上着と上着の中に着る服を分けて収納できます。

主寝室での着替えが済んだら、すぐ隣にあるクローゼットから上着を取り出して羽織ります。さらに、振り返ってすぐのところにあるシューズインクローゼットで靴を履いて外へ。

着替えから外出まで、最短の動線が魅力の間取りです。もちろん帰宅時にも靴と上着をスムーズに仕舞えます。

家の中心にある、大容量のクローゼット。出入口が2か所あるウォークスルータイプのクローゼットは収納力が若干減るものの、動線上の利便性は高くなる点がポイントです。

キッチンに隣接したクローゼットは、パントリー・家事室などの用途に使えます。家の中心にあることによって、水まわり各所や子ども部屋へのアクセスも抜群です。

リビングにも近いので、家族がリビングで使う物を収納しても。アイデア次第で活用の幅が広がりそうなクローゼットです。

洗濯脱衣室・クローゼット・サンルームが一直線の動線で結ばれた間取り。

洗濯を終えたら、室内干しの場合はサンルームへ干し、乾いたら隣のクローゼットに収納して洗濯家事が完結します。

洗濯家事は「洗う・干す・乾かす・収納する」のステップをいかに短い動線で結べるかが、ラク家事になるかどうかの分かれ目です。

また、クローゼットに入浴時の着替えを置いておけば、入浴時の動線もコンパクトにできますね。

収納力を求められることが少ないトイレですが、やはりトイレにも収納は必要です。

狭いトイレに置くと邪魔になりがちなトイレットペーパー・女性用品・掃除用品のストック。

まとめ買いをするご家庭では、トイレクローゼットとして収納場所を確保するのがおすすめです。

また、トイレは衣類の着脱でホコリが起きやすいので、トイレストックの置き場所がトイレの外にあることでホコリを被ることを防げます。

主寝室にあるウォークインクローゼットはそれだけでも便利ですが、この間取りは洗濯動線がよいこともポイント。

洗濯が済んだ洗濯物は、晴れていれば主寝室の掃き出し窓から庭へ干すことができ、乾いたら主寝室のウォークインクローゼットへすぐに収納できます。

雨の場合は、洗濯機の隣にあるサンルームに室内干しを。晴れの日も雨の日も洗濯動線のよい間取りです。

廊下から玄関へ直接出られる動線と、廊下からシューズインクロークを通って玄関へ出る動線の2way式動線を採用した間取り。

シューズインクロークの出入口は引き戸なので、普段は開放しておけば家族の出入りがスムーズです。来客の際には引き戸を閉め、すぐに生活感を隠せます。

家族が立て続けに出かける忙しい朝には、2つの出入口が重宝しそうですね。


クローゼットの設計・提案において大切なことは、クローゼットは大きければよいのではなく、適材適所に設けること。たとえ小さな収納でも、欲しい場所にあるのとないのとでは満足度が変わってきます。

適材適所を見極めるためにも、お施主様のライフスタイルをしっかりヒアリングすることがポイントです。

また、階段下やちょっとしたデッドスペースにはオープン棚やニッチをつくるのも一案です。収納があって困ることはないため、デッドスペースも積極的に活用しましょう。

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