屋外空間を取り入れた住まいの提案 Vol.1

2023年3月16日 |

住まいを心地よい空間にしたいと考えるとき、「自然」「屋外空間」を取り入れる方法があります。

単に植栽を植えるだけでなく、建物の構造や間取りを工夫し、緑・光・水といった自然を住まいに取り込むのです。

住まいにおいて、光や植物は癒し効果を得られる貴重な存在。
忙しいからこそ、人には日常的に癒される空間が必要ともいえます。

戸建てで屋外空間を取り入れる方法には、トップライト・ウッドデッキ・中庭・インナーバルコニー・植栽などが挙げられます。

今回はマイホームロボの中から、開発チーム選りすぐりの8プランをご紹介します!


家の中央にウッドデッキの中庭がある間取り。トップライト(天窓)を通して、降り注ぐような明るさが魅力的です。

雨の日でも使える半屋外空間は、お子さんが遊ぶ場所としても安心して使えますね。

トップライトがなければ、風が抜ける開放的な空間に。シンボルツリーや植栽で緑豊かな中庭をつくるのも素敵です。

中庭を中心とした回遊動線は便利であるとともに、家族の様子を確認しやすいのも特長。子ども部屋まで行かなくても、お子さんの様子が分かりやすいでしょう。

LDKからアクセスできるウッドデッキは、外壁で囲われているのでプライベート感たっぷり。たとえ道路に面していても、外からの視線が気になりません。

十分な広さがあるので、ダイニングセットを置いてアウトドアリビングのように使うこともできます。

上部にはバルコニーがあるので屋根の役目となり、多少の雨なら気にせず屋外空間を楽しめるでしょう。

間取り図を見ると、ウッドデッキが家に囲まれるような形になっているプラン。

入り組んだ形の間取りにすることで、屋外空間でありながら中庭のようなプライベート感を実現しています。

庭でありながらプライバシーを守れるので、子どもが水遊びをしても安心ですね。

また、玄関からの動線は2way式になっており、家族はシューズインクローゼットを通って室内へ、来客は庭が見える廊下からLDKに案内することができます。

一般的なバルコニーは建物から飛び出すような形でつくられることが多いですが、建物内に取り込む形でつくられるバルコニーを「インナーバルコニー」と呼びます。

この間取りでは、2階リビングに隣接してインナーバルコニーを設置。リビングの延長として広々と使えるバルコニーになっています。

インナーバルコニーの3方は壁や窓に囲まれ、上には屋根があるので強風でない限りは雨に濡れる心配がありません

インナーバルコニーは、日差しの恩恵を受けにくいというデメリットがありますが、アウトドアリビングとしてプライベート感を重視する方にはおすすめです。

2階リビングに隣接した、屋根のない広々としたバルコニーのある間取り。

広さがあるので、洗濯物をたっぷり干せたり、ベランダガーデニングをしたり、アウトドアリビングにしたりと活用の幅が広いバルコニーです。

キッチンでお茶や食事を用意して運びやすい動線も魅力的。動線がよいので日常的にアウトドアリビングを楽しめるでしょう。

日差しがしっかり入るバルコニーは多用途に使えますが、そこに広さが加わることでさらに楽しみが広がります。

リビングの大きな窓からウッドデッキと植栽を望める間取り。植栽があることで、癒しとプライバシーを確保できます

リビングから30cmの小上がり空間である和室は、キッズスペースとしても使え、庭まで見通せる特等席のような空間。

LDK上部は吹き抜けにもなっており、開放感もあります。

LDKを中心に各所へのアクセスの良さが自慢の間取り。部分的に回遊動線を取り入れ、利便性も高めています。

LDK・主寝室・和室の3部屋からアクセスできるウッドデッキ。3つの部屋をゆるやかにつなぐ役割も果たす空間です。

ウッドデッキに面する3つの窓はいずれも大開口で、たっぷりと日差しを取り入れられます。

玄関や道路からは見えないウッドデッキのため、屋外空間でありながらプライバシーを確保できます。

ハンモックを置いて昼寝といった使い方も安心してできますね。

ダイニングから中庭とウッドデッキの両方を望めるので、アウトドアダイニングのような雰囲気をいつも味わえる間取りです。

窓を開放し、LDKからウッドデッキまで気持ちのいい一体空間をつくることができます。
中庭はLDK以外にも、玄関と和室の3か所に隣接。それぞれの場所に明るさと開放感を与える空間になっています。

玄関から見える中庭は、来客の際におもてなしを演出する空間として。四畳半の和室は、中庭から光が届き、とても明るい空間になります。また、中庭を通してLDKの様子が見えるので、二世帯で暮らす場合にも安心できる間取りといえるでしょう。


住まいに自然や屋外空間を取り入れるだけで、心地よく癒しを感じられる空間に変えることができます。

たとえ小さなスペースでも、自然がある空間の癒し効果は絶大です。

緑や光を感じられると、誰でもホッと安らげるもの。毎日を過ごす家にそんな空間があればお施主様にも喜ばれることでしょう。

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