間取りをつくる際に、ちょっとしたスペースが生まれることがあります。
収納スペースにしたり、手洗い場を設けたりするのも便利ですが、目的を定めない「フリースペース」という使い道もあります。
また、空間は広く使えたほうがよいと考えられていますが、狭い空間があることで憩いの場所になったり、多目的に使えたりする場合もあります。
今回はマイホームロボの中から、開発チーム選りすぐりの「フリースペースのある間取り」8プランをご紹介します!
階段を昇ってすぐの所にあるフリースペース。2階の階段ホールを少し広くつくるだけで、家族が多目的に使える空間になります。
3つの寝室に囲まれているので、夜以外は音を出しやすい環境。ピアノやギターを置いて楽器の練習をしたり、ホームライブラリーをつくったりしても楽しそうですね。
また、2階のフリースペースは「セカンドリビング」という使い方もできます。
セカンドリビングが2階にあれば、2世帯住宅の場合や1階に来客があるときにも、他の家族がくつろぐ場所として使えるので重宝します。
2階ホールにあるフリースペースは、中庭とバルコニーに面しており、光と風が通る気持ちのいい空間。リモートワークがはかどりそうな環境です。
窓を開ければ、1階の中庭にいる家族とも会話できる距離感。バルコニーが近いので雨にも気付きやすく、リモートワーク中でも洗濯物を濡らす心配がありません。
デスク背面の空きスペースには、ヨガマットやバランスボールを置いて、仕事の合間に体を動かす場所としても活用できます。
リビングの一角にあるフリースペース。3方を壁に囲まれているので、アイデア次第でいろいろな使い方ができそうです。
キャットタワーやペットクッションを置いてペットがくつろげる場所にしたり、おもちゃをたくさん置いて子どもの秘密基地にしたりするのも楽しそうですね。
壁に囲まれているので、ロールスクリーンやカーテンで仕切れば、来客の際にも目立ちません。
見せる空間をつくるなら、子どもの絵や作品を展示したり、観葉植物をディスプレイしたりするのも素敵です。
2階ホールにあるフリースペースには35cm段上げした「ヌック」があります。
ヌックとは、腰掛けられる小上がりの空間のこと。ちょっとしたスペースがあればつくれるので、日当たりのよい2階ホールにヌックはおすすめです。
広々としたフリースペースもよいですが、段差があることで自然と空間が仕切られるので、居心地のよいスペースをつくりやすくなります。
また、小さなヌックを壁で囲ってつくると、おこもり感がアップ。ひとりで読書や編み物に集中するのにピッタリの場所になります。
2階への階段途中にあるフリースペース。上部は吹き抜けになっているので、圧迫感がありません。
窓が複数あるので明るく、読書スペースとしてもピッタリ。リビングからもキッチンからも声が届くので、2階の個室よりも声をかけやすい環境です。
家族とつながりつつ自分の好きなことをする場所として、踊り場のフリースペースは活用できます。少ない面積でフリースペースをつくれることもポイントです。
平屋の間取りにある、少しだけ階段を使ったフリースペース。
踊り場ではないので、人の出入りが少なくおこもり感があります。
腰壁に囲まれているので安心感がありながら、リビングやキッチンからの声は届く環境。キッズスペースにもピッタリです。
フリースペースの下には収納をつくり、空間を無駄なく活用。3帖の広さがあるので、たっぷり収納できます。
リビングにある小上がりのフリースペースはまるでステージのよう。子どもが歌ったり踊ったりする場所として楽しく使えそうです。
テレビは、ソファからもフリースペースからも見えるので、好きな場所でくつろぎながら見ることができます。
フリースペース・リビング・ダイニングが一体空間となっており、35cmの段上げは腰掛けとしても使えるので、大勢の来客の際にも便利に使えるでしょう。
小上がりがあると、フラットな床よりもリビングの使い道が広がります。
2階ホールのフリースペースに、小上がりの畳スペースを備えた間取り。畳スペースがあることで、フリースペースの使い道が広がります。
畳のよさはゴロンと横になりやすいこと。畳スペースとバルコニーの窓を開ければ、風がよく通り、気持ちのよい時間を過ごせます。
バルコニーに干した洗濯物を取り込んだら、畳の上でたたんで、隣接する主寝室と子ども部屋のクローゼットにすぐ仕舞えるのも便利ポイント。
畳があることで、多目的に使えるフリースペースとなっています。
快適なフリースペースを提案するには、狭くても日当たりがよい、風通しがよいといった環境のよさを上手に取り入れます。
また、狭いスペースでも小上がりを取り入れれば、多目的に使えるフリースペースになります。
お施主様のライフスタイルによっては、おこもり感のあるフリースペースも喜ばれるでしょう。