家に車を停めておく場合、平置きやカーポートといった選択肢もありますが、家を建てるのであればガレージのある家をつくりたいと思う方も多いでしょう。
ひと口にガレージといっても、建物にビルトインになったタイプ、ガレージの上がベランダになったタイプ、シャッターの付いたタイプなどがあります。
また、ガレージから室内に入れるドア、パントリーとガレージを直結させた動線など、間取りの工夫もさまざまです。
今回はマイホームロボの中から、ガレージのある間取り8プランを紹介します。
シャッター付きのビルトインガレージは愛車を風雨や盗難からしっかりと守ってくれます。
玄関から直接ガレージに出入りできるドアがあるので、雨に濡れることもありません。雨の日の出勤や買い物にも大変便利です。
ビルトインガレージは居住スペースが減ってしまうデメリットがありますが、1階には13.5帖のLDK、2階には3部屋の寝室とウォークインクローゼット、収納、ワークスペースまで備えた充実の間取りとなっています。
エントランスと一体となったガレージのある家。ガレージでありながら、開放感のある外観が魅力です。ガレージからアクセスしやすい外部収納があることも嬉しいですね。
ガレージの上は広々としたベランダとなっており、青空をひとり占めできる大空間。子どもがのびのびと遊んだり、バーベキューをしたり、多用途に楽しめそうです。
洗濯物を干すベランダから、寝室のウォークインクローゼットまでは一直線で行くことが可能。洗濯家事にも便利な動線となっています。
リビングからウッドデッキを介して、ガレージがある間取り。リビングの大開口窓から、いつでも愛車を眺めることができます。
車のメンテナンス中でも、ウッドデッキにいる家族とコミュニケーションを取りやすいのは嬉しいですね。
また、車を駐車していることで、ウッドデッキやリビングのプライバシーも守られます。
リビングには吹き抜けと大開口窓があるので、いつも明るい環境です。キッチンに横付けされたダイニングテーブル、回遊性のあるパントリーや収納など、奥様にとっても嬉しい間取りとなっています。
ガレージとパントリーが直結しており、車でまとめ買いをするご家庭におすすめの間取りです。さらに、パントリーとキッチンが隣接しているので、ガレージ・パントリー・キッチンの行き来がしやすくなっています。
買い物帰宅後、常温品はパントリーに収納。数歩先に冷蔵庫があるので生鮮食品もすぐに仕舞えます。調理中にも便利な位置関係です。
もうひとつのポイントが、ガレージの後ろにあるストレージ。アウトドア用品やキャンプ用品、工具類などを収納できます。トランクに荷物を積みやすい配置が嬉しいですね。
車を2台停められる、大きなガレージのある間取り。特徴的なのは、ガレージに隣接した風除室があることです。
風除室は雨・風・雪が室内に吹き込まないように設置されるものですが、花粉や黄砂を払って室内に持ち込まないためにも役立ちます。
また、屋外と室内の間に外部空間があることで、冷暖効率が下がることを防ぎます。
風除室とシューズインクローク、2つの土間空間があるので、外部収納力も十分。アウトドアライフを楽しみたいご家庭にピッタリのプランです。
ガレージから直接キッチンにアクセスできる間取り。車で買い出しをするご家庭に使い勝手のよいプランです。
キッチンからは、ガレージと勝手口から外に出られ、玄関と合わせると3か所の出入り口があります。状況に合わせた使い分けができそうですね。
リビングは畳でくつろぐスタイル。主寝室も和室になっているので、和の空間で過ごしたい方におすすめの間取りです。
2階には、掃き出し窓に面した開放感のあるワークスペースと、集中できる環境のワークスペースの2つがあります。
2台分のビルトインガレージがあり、2世帯で暮らせる間取りです。1階に窓のない外観がモダンで特徴的。プライバシーをしっかりと守り、中庭から光を取り込みます。
1階の中庭で過ごす親世帯と、2階リビングで過ごす子世帯がゆるやかにつながれる距離感。バルコニーに出れば会話もできそうです。
お風呂以外の水回りは2階にもあるので、独立した生活に配慮しながら、コミュニケーションも取りやすい間取りとなっています。
車だけでなく、バイクや自転車を置くゆとりもあるガレージ。ガレージの奥には、外部収納もあります。ガレージから玄関まで屋根があるので、雨の日でも濡れないのは嬉しいですね。
1階には書斎もあり、休日はアクティブにもインドアにも過ごせます。
2階が主な生活スペースとなっており、LDKと全ての水回り、主寝室があります。共働きの場合は室内干しになりがちですが、洗面脱衣所の横にはサンルームがあり、家事動線にも配慮された間取りです。
生活を便利に豊かにしてくれるガレージ。
提案のポイントは、お施主様のライフスタイルを知ることといえるでしょう。
また、車を運転するのはご主人だけか、ご夫婦ともに運転されるのかといった点にも注目し、生活動線や家事動線を見極めることも大切です。