若手社員のクロージング率が約2倍に向上。初期提案の質とスピードをAIで改善

社名
株式会社 LibWork
職種
従業員規模
課題
・若手営業スタッフの提案力不足
・設計部門の業務負荷と残業の多さ
・初回提案時の選択肢の少なさ

インサイドセールスと営業活動に活用。受注確度が大きく向上

──「マイホームロボ」はどのように活用されていますか?

Lib Workでは、大きく2つの活用方法があります。まずはインサイドセールスの段階です。 Web経由で集客したお客様に対して、営業担当者に引き継ぐ前に専門スタッフが電話・メール・チャットなどでコミュニケーションを取り、お客様の意向を確認します。この段階で「マイホームロボ」を活用して、お客様に「AIが最適なプランを提案します」と案内することで、受注につながる確度が高まります。

営業担当者が引き継いだ後は、お客様の要望を聞きながら条件を入力し、「マイホームロボ」で複数のプランを提案します。従来は設計担当者へ依頼する必要があり、1案だけの提示になりがちでしたが、今ではCGパースやVR画像付きで複数案を提示でき、お客様のイメージも膨らみやすくなっています。

 

──提案を受け入れてもらいやすい理由は?

「無料でプランを作成します」と言うと遠慮されがちですが、「AIが提案します」と伝えると、抵抗なく受け入れられる傾向があります。この違いは大きいですね。

 

若手社員のクロージング率が倍増し、成長に貢献

──導入による人材面での効果はありましたか?

特に若手社員のクロージング率が導入前と比べて約2倍に伸びています。提案文の作成など、若手にとって難しい部分をAIがサポートしてくれることで、提案力が向上しているのです。しかも、それが学びにもつながっている点が非常に大きいですね。

 

──ベテラン社員の反応は?

初めは懐疑的でしたが、今では積極的に活用しています。設計作業の負担が軽減されたことで、営業活動に集中できるようになりました。

 

AIで業務効率化し、人間はクリエイティブな仕事に集中

──設計部門への影響はありましたか?

設計者からは「AIに仕事を奪われるのでは」という声も一部ありましたが、結果的に業務負荷が軽減され、残業も減少しました。お客様のこだわりに対応する設計は人間にしかできないので、設計者にはそのクリエイティブな領域に力を注いでもらいたいです。

 

画像生成AIの活用にも期待

──今後のAI活用について考えていることは?

テキスト生成だけでなく、画像の自動生成にもAIを使えるようになると見ています。「ヨーロピアンテイストに」というような要望にも、CGパースなどをAIが自動生成できるようになれば、さらに「マイホームロボ」の価値は高まるでしょう。


<企業情報>
■株式会社 LibWork(HP
2021年から営業各店舗&インサイドセールス部署にて、マイホームロボを活用中。 2015年、福岡証券取引所Q-Board上場。2019年、東京証券取引所マザーズ上場。「住宅業界にイノベーションを起こす」という信念のもとデジタルマーケティングを駆使して事業を拡大中です。

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