集客・提案の工数削減で顧客と向き合う時間を創出。中小工務店にとっても費用対効果の高いDXツール

社名
株式会社 ホームズ
職種
従業員規模
課題
・提案スピードと質の向上
・営業プロセスの効率化

顧客と向き合う時間を創出できた

──「マイホームロボ」を導入されたきっかけは何でしたか?

私たちの基本方針は、お客様とのコミュニケーションに時間をかけること。そのためには、時間のかかるバックヤード業務を効率化する必要がありました。「マイホームロボ」は、初期提案にかかる時間と労力を大幅に削減できるツールだと知り、導入を決めました。

 

──他にはどのようなツールを導入していますか?

営業部門ではMA(マーケティングオートメーション)ツールに加え、営業担当でも使いこなせる操作性の3 D 住宅プレゼンCAD「Walk in home」を安心計画から導入しています。設計部門のCADとは使い分けることで営業効果の最大化を図っています。

「マイホームロボ」との連動性も重宝していますね。たとえば、敷地に合ったプランを検索する機能は非常に便利です。「Walk in home」で敷地図を取り込んで、道路や北側斜線の情報を入力すると、「マイホームロボ」から適合するプランを抽出してくれるので、土地が決まっているお客様に対しても、早い段階でより具体的な提案が可能になりました。

 

MAで見込み客を絞り込み、「マイホームロボ」の連携で初期営業を強化

──MAとマイホームロボをどのように活用していますか?

MAを活用することで、見込み客の選別が可資料閲覧履歴や関心度に応じた対応が可能になりました。見込み客が何を見たかが分かるので、興味に沿った情報を個別に提供できます。さらに、「マイホームロボ」で1万プランから自社に適した案を即時に選定し、プラン集を送付。特定テーマ(例:平屋の3LDK)に絞ったプラン集は開封率が高く、クリック率も良好。問い合わせに繋げるうえで非常に有効です。また、過去の提案や事例からセレクトした事例集も作れるので、送付コンテンツには困らないですね。

 

──初期提案をどのように仕掛けていますか?

QRコード付きチラシなどを通じて「マイホームロボ」のアンケートページへ誘導。設問の回答から自動的に相性のよいプランが生成され、3案程度を返信しています。 顔の見えない見込み客に対する「お試し提案」として非常に有効です。通常は人の手で行うには非常に負担が大きい企画ですが、「マイホームロボ」のおかげで労力をかけずに実施できています。営業の初期段階で質の高い提案ができるので、お客様の関心を惹きつけやすくなりました。

 

DX化は費用対効果の高い投資

──DXツールの活用による成果は?

業務が標準化されたことで時短に繋がり、結果的に我々の基本方針である「顧客とじっくり向き合う」ための時間ができました。小規模な工務店ではDXツールは費用に見合わないと考えがちですが、社員を雇用する人件費に比べればDXツールの導入コストは高くありません。費用対効果の高い投資なので、中小工務店でも積極的に導入すべきだと思います。とくに、「マイホームロボ」は高機能なので、アイデア次第で工務店の方針や個性に合わせた独自の使い方ができると考えています。

 


<企業情報>
■株式会社ホームズ(HP
「お客様のこころから温まる家づくり」を理念に掲げる鳥取県倉吉市の建設会社。特に「ファースの家」などの高断熱・高気密な省エネ住宅に強みを持ち、健康と快適性にこだわった住まいを提供。その高い技術力を評価する「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」大賞受賞の実績も。未来を見据えた、ご家族の健康を守る家づくりを通して、地域社会に貢献しています。

また、マーケティングオートメーション(MA)や住宅プラン提案支援ツール「マイホームロボ」、施工管理ツール「log build」「ANDPAD」など複数のDXツールを導入。営業活動の効率化、施工品質の可視化、若手社員の育成支援までを幅広く実現しています。

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